2023.10.24
梅毒・クラミジア・淋病など、毎年世界中で100万人以上が感染する性病。
重い病気や不妊につながる可能性もあると思うと、性病は決して油断できません。
そこで気になるのが、昨今急増している女性用風俗!
本番行為(挿入)はありませんが、女性用風俗で性病にかかるリスクはあるのでしょうか?
今回は女性用風俗での性病リスクや種類、予防法などを解説していくので、性病に不安をもっている方は見ていきましょう。
目次
女性用風俗を利用すると性病にかかるの?
女性用風俗では本番行為は禁止されています。
「性病にかかるリスクはないのでは?」と思いますよね。
性病の要因も踏まえて、女性用風俗での現状をまとめてみました。
本番をしなくても性病にかかる
結論から言ってしまうと、本番行為をしなくても性病にはかかります!
性病は、主に菌を持っている人との粘膜(体液)接触により感染します。
挿入に至らなくても、キス・クンニ・素股・フェラなどの前戯で十分に感染してしまうので要注意。
さらに言ってしまえば、性病は粘膜で覆われている「目」からも感染しますよ。
マスカラやゴミが目に入ってムズムズしたとき、性病にかかっている男性の性器を触った後の手でそのまま目を擦るとアウトです。
粘膜接触回数が多ければ多いほどリスクは高くなるので、不特定多数の女性と関わりのある女性用風俗のセラピストなら当然ハイリスクだと言えるでしょう。
女性用風俗と性病に関するユーザーの声
梅毒急増で3月に東京は無料検査所出来るのね。私も女風4年目だけど、性病は3回移されたよ。そんなに新規さんが多いわけでもないのだけど。セラピさんもリスクあるよね。ベテランセラピさんでも性病にかかったことがない方もいるし、新人セラピさんから移されたことがあるし、免疫力の違いか、運なの?
引用:X
性病かかってるのに女風であそんでるひととか知ってるからみなさん検査と治療だけはしっかりね〜〜
引用:X
「女風呼んだら性病移されたw」って女の子知ってるよ笑しかも2回も
引用:X
ピル服用・性経験が未経験でも関係ない
「ピルを服用しているから心配ない」「処女だから大丈夫」という認識は誤りです。
性病にかかるかどうかは、ピルの服用や処女などとは一切関係がありません。
ピルは基本的に、望まない妊娠を防ぐもの。
性病の感染を予防できるアイテムではないので、心配な方は別の予防法をとりましょう。
性病の種類
一口に性病と言っても、実は多くの種類がありそれぞれ症状や潜伏期間などが異なります。
ここでは、代表的な7つの性病について解説。
最初は自覚症状がない性病も多いため、少しでも身体に異変を感じたら以下のいずれかに当てはまっていないか確認しましょう。
クラミジア
クラミジアは、日本での感染者が最も多いと言われているメジャーな性病。
性交後、約約1〜3週間潜伏した後に症状が現れます。
男性の場合は排尿時に痛みやかゆみを感じられますが、女性の場合感染しても自覚症状が出にくいのが特徴です。
最近では、クンニやフェラなどによりのどから感染する事例も増えています。
発症した場合は、抗生剤などで約1ヶ月間かけて治療していきますよ。
主な症状
- おりものが増える
- おりものが黄色く濁る
- 不正出血がある
- 軽い生理痛のような痛みを感じる
淋病
淋病は、性病の中でも感染率の高い淋菌により発症します。
約2〜7日間の潜伏後発症しますが、クラミジア同様女性は症状の自覚がしにくいのが難点。
クラミジアの次に多いと言われている性病で、淋病に感染している人はクラミジアの菌も一緒にもっている可能性が高いです。
抗生剤で治療を進めますが、耐性の付いている淋菌が増えており治療が長引くことも。
主な症状
- おりものが増える
- 下腹部に痛みを感じる
- 微熱が出る
- のどの痛みがある
HIVエイズ
HIVエイズは、インフルエンザのような症状が出る性病です。
発症後数ヶ月間で症状は収まりますが、その後最長10年間に渡って無症状で潜伏します。
症状がない間も感染は進行していき、最悪命に関わることも。
昔は恐ろしい病気として有名でしたが、今は治療技術の進歩で早期発見すれば重体になることはありません。
主な症状
- 熱が出る
- 咽頭痛がある
- 筋肉痛や関節痛がある
- 全身が重く気だるさを感じる
カンジダ
カンジダは、男性よりも女性が多く感染している性病です。
膣にある常在菌が、何らかの原因で繁殖してしまうことで発症します。
ストレスやホルモンバランスの乱れで発症することもあるので、必ずしも性行為が原因であるとは限りません。
また、糖尿病の方やステロイドなどの薬を服用している方は免疫が下がり、カンジダを発症しやすいという特徴もありますよ。
主な症状
- 性器に強いかゆみがある
- おりものが白く粘度が高くなる
- 排尿時に痛みを感じる
トリコモナス
トリコモナスは、男性よりも女性に自覚症状が出やすい性病です。
トリコモナス原虫によって発症し、主におりものに変化が表れます。
性行為だけではなくトイレやお風呂(温泉)、衣類からの感染事例もあるため要注意。
主な症状
- おりものが増える
- おりものが悪臭を放つ
- 膣にかゆみや痛みがある
性器ヘルペス
性器ヘルペスは、ヘルペスウイルスによって発症する性病です。
性器以外にも、クンニ・キス・フェラなどにより唇に症状が出る例も多数。
一度感染すると神経に潜伏する上、1年の間に何回も再発することもあるため免疫力や体力の維持が必要不可欠です。
主な症状
- 唇や性器周りに水泡や腫瘍ができる
- 太ももの感染痛がある
- 熱が出る
- 陰部に違和感やヒリヒリとした痛みがある
梅毒
梅毒は、20代を中心に近年感染者が急増している性病です。
約3週間の潜伏後、性器を始めに全身の皮膚に症状が出るのが特徴的。
放置すると重体になることもあるため、早期治療が大切です。
主な症状
- 性器や口がただれたり赤いしこりができる
- 全身に赤い湿疹やコブのようなしこりが出る
女性用風俗で性病にかかったら?
性病を放置すると、不妊・骨盤腹膜炎・子供への感染・子宮外妊娠など身体にさまざまな影響をもたらします。
また、性病はほとんどが自然治癒しない上に、一度感染すると体内に潜伏し続け再発することも多々。
「自分は大丈夫!」と思わず、少しでも違和感を感じたら産婦人科に駆け込みましょう!
少なくとも治るまでは基本的に性行為はNG。
パートナーに女性用風俗経由で性病にかかったことがばれたら大変ですよね。
Xによるアンケートでは、病院でしっかり性病検査をしている女性用風俗ユーザーが大半です。
数十分で簡単に終わるほか郵送でも検査できるので、女性用風俗を利用するなら定期的に検査することをおすすめします!
女性用風俗で性病にかからないためには
「女性用風俗を利用したいけど、性病が怖い!」と思う方も多いでしょう。
性病は、いくつかのポイントを押さえることで感染のリスクを減らせます。
以下、3つのポイントを解説するのでご覧ください。
①性病検査を徹底しているお店を選ぶ
女性用風俗は、性病を意識している店舗としていない店舗があります。
意識している店舗は性病検査を徹底しており、毎月1回は必ず検査を行うなどの指導を行っていますよ。
検査結果を、写メ日記やSNSで公開しているセラピストもいます。
性病検査を徹底している店舗&検査結果を公開しているセラピストを選ぶのがおすすめです!
②粘膜接触をなるべくしない
性病は粘膜接触が主な感染経路なので、不安な方はなるべく避けるという手もあります。
例えば、粘膜(口や性器)以外の全身リップや添い寝、アダルトグッズの利用など。
粘膜同士を直接触れさせないことで、感染リスクを減らすことができるでしょう。
また、がっつり性行為をするならゴムは必ずつけましょう。
本番行為をしないのはもちろん、素股ならコンドーム、指入れならフィンドムなど。
粘膜接触を避けつつセラピストとのイチャイチャを楽しんでみてください!
③清潔感を保つ
性病は菌の繁殖や感染で起こるものなので、清潔感を保つことも大切です。
性器含め全身シャワーでしっかり洗ったり、歯磨きやうがいなど口内のケアも徹底しましょう。
また、セラピストには爪を短く切ってもらうと安心。
性病は粘膜に限らず、傷からも感染します。
お互い全身を清潔にすることを意識すれば、感染リスクを減らせますよ。
性病にかかるから女性用風俗は利用しない方が良い?
性病の話を聞くと、女性用風俗の利用を躊躇してしまいがちです。
実際、性病のリスクも踏まえると女性用風俗は利用しない方が良いのでしょうか?
以下、実際に女性用風俗を利用している方の意見をまとめてみました!
女風ってキャストさんからの当日無言ドタキャンとかなくて安心だし、キャストさん性病検査もされてるから安心安全だし、やっぱある程度収入ある人なら女風いくのが安心安全で一番楽しいと思う
引用:X
女風好きな理由
金額的にご褒美感覚で使える・マッサージ上手・家に呼べばだるくない(推奨しない)・ちゃんと上手だから体が傷つかない・性病移るリスク低い・性犯罪や男女のトラブルのリスクがかなり低い・遊びたい時すぐに呼べる
風俗経験ない私からすると大人のパラダイス✨って感じる
引用:X
なぜ女風利用したかって?そりゃあ高身長イケメンで腹筋ある男の子とあんな事やこんな事したいっという当たり前な事は置いといて
定期的な性病検査をしている・プロのテクを体感できる・お金ありきの関係で楽で割り切れる
かな個人的に
引用:X
性病は女性用風俗に限らず、パートナーやセフレとの性行為でも起こり得ます。
だったら、プロ意識が高く定期的に性病検査をしているセラピストの方が良い!と思う方が多いようですね。
マッサージのテクニックや女性のエスコートも心得ており、過ごす時間の質が段違いです。
お金を払ってサービスを受けるので男女間でのトラブルもなく、性欲を満たしたいときや人肌が恋しいときの選択肢としておすすめできますよ。
【性病リスク低】粘膜接触をしないスタイルの女性用風俗も
女性用風俗の中には、粘膜接触をしないスタイルの店舗もありますよ!
「SPAWhite」や「リフレッシュサロン Ange」がこのスタイルに該当します。
どちらも、キス・クンニ・フェラなどの粘膜接触は一切行いません。
その代わり、ハグや甘い言葉、指入れなどでたっぷりと気持ちよくしてくれます。
また、施術の際はゴム手袋やフィンドムなどを使うことも。
リフレッシュサロンAngeの場合、クンニも「デンタルダム」というシートを挟んで行うのであればOKです。
こういったスタイルを貫くのは性病のリスクを考慮しているだけではなく、激しい施術よりもソフトで安心する施術を意識していることが挙げられます。
「性感のあるエステ」感覚で通うことができるので、ぬくもりを求めている方や女性用風俗が初めてという方におすすめですよ!
ただし、女性用風俗に通い慣れている方だと物足りなく感じてしまうこともあるでしょう。
その場合は、先ほどご紹介したような性病検査をしっかり行っている女性用風俗店を選んでみてください。
性病のリスクが低い女性用風俗を利用してみよう
いかがでしたか?
今回は、女性用風俗と性病に関して詳しく解説してきました。
性病は女性用風俗に限らず、性行為をする上で考慮しなければいけない問題です。
清潔感を保つのはもちろん、もし感染してしまったときに早期治療ができるよう、自身も定期的に性病検査をしておくようにしましょう。